第2回家庭教育講座
「ZOOMで開催 自分の心と向き合う読書感想文」
日時:2023年7月6日
講師:文章力養成コーチ 松嶋 有香氏
ご参加いただいた保護者の方からいただいた感想を掲載します。
1年生保護者
読書感想文は親子共々苦痛な宿題とのイメージがありましたが、親子の関係性を見直す貴重な機会になり得るとのことで、認識が改められました。 本選びから作文を仕上げる過程において①一貫して子供の主体性を尊重すること②親子の対話を通じて子供の想いを引き出すこと、は時間がかかる上に親の忍耐力も試されるため容易なことではありませんが、夏休みに実践することで、親子の絆を深めるきっかけとできればと思います。 また、大人の想像を上回る子供ならではの視点を引き出すためにも『見守り』の姿勢を徹底したいと思います。
3年生保護者
今までは読書感想文の題材として子どもに児童書を薦めていましたが、ジャンルを問わず写真集でも構わないと聞いて目から鱗が落ちました。 具体的な感想文の書き方も勉強になりましたが、唯一のコツだと講師が繰り返していた「親が子どもの行為や選択を否定しない」の言葉が印象的でした。 つい熱が入って子どもに指示してしまいがちですが、今夏は親子の会話を重ねて子どもの思いを引き出していきたいと思いました。
5年生保護者
読書感想文は夏休みの宿題の定番ですが、それだけに「それを通じて何を学ぶことができるか」「何を得ることができるか」という目的意識がぼやけてしまっていたように思います。 全体を通じて強調されていたのが「子供を信頼する」「親の価値観でジャッジしない」ということで、これはなかなか親の立場としては難しいことのように感じました。 ですが、そのように『正しいやり方』で共に読書感想文に取り組むことを通じて、子供の自己肯定感、親に対する信頼感を培うことができる、という話には希望を感じます。夏休み前のこの時期に良いお話を聞くことができました。