第2回家庭教育講座
「読書感想文の書き方講座」
日時:2024年7月8日
講師:全国学校図書館協議会 参与 對崎 奈美子 氏

ご参加いただいた保護者の方からいただいた感想を掲載します。


2年生保護者

2年生の息子の読書感想文、、本人だけで長文を書けるのか、親はどこまで手伝うべきなのか、どうしたものかと頭を悩ませておりましたが、講師の先生はわかりやすく取り組み方をご説明くださり目からウロコが落ちる思いでした。

①本を選ぶ。(文字数などにこだわらず好きな本。友達や先生、家族に思いを伝えたい本。)

②短冊(紙を縦長に切ったもの)を用意し、思ったことを箇条書きにする。

③その間、子供が感じたことに対して問いかける働きかけをしてあげる。

④短冊を並べ替えたりしながら文章にしていく。

⑤原稿用紙に清書し、文字数を調整する。

⑥最後に感想文の題名を考える。

ワークショップで先生が絵本を読んでくださり短冊を使って思いを書いていく作業を体験して、この方法なら子供も楽しく文章を組み立てていくことができるかもしれない、という期待が生まれました。 また、保護者間でお互いの感想を伝え合う場面では見事に意見が違い、とても面白く興味深かったです。

どうにも苦手意識があった読書感想文でしたが、この夏休み、子供と一緒に作成する時間を楽しもうと思います。 貴重な講座に参加させていただきありがとうございました。


3年生保護者

読書感想文に対して私自身が苦手意識を持っていたため、なんとか避けて通りたいという思いで子供時代を過ごしてきたので、夏が来るとドキっとしていました。本日の講座に参加させていただき、少し読書感想文に対しての思いが変わったような気がします。

実際に先生が読む絵本を聴き、各自短冊に感想をいくつか並べ、その後の保護者の皆さんとの意見交換の時間がとても新鮮でした。それぞれ感じた事が違い、捉え方や発想の新たな発見もあり、とても良い刺激になりました。年齢によっても色んな捉え方や考え方があるのだなと実感しましたし、その中で子供なりの感じ方や考え方を否定せずにそのままの状態で更に考えを深めてあげる関わりを親子間でしていくことの大切さを学べた気がします。

まずは本選びからですが、子供達が興味のあるものにしていきたいのと、私自身も同じ目線でチャレンジしていきたいという気持ちになったので、今年の夏は今回の講演で得た学びを活かして関わっていきたいと思いました。貴重なお時間をありがとうございました。